アプリ開発話 〜チームでの開発、またその対価について〜

こんにちわ、daihaseです。

最近色々受託の方が本腰入ってきたので第二オフィスという名の実家で作業しています。
自宅兼事務所でお仕事もいいんですが、電車乗って外歩いて一度頭切り替える感覚が大事ですね。僕的には。

それはさておき、今回はアプリ開発話ということで、ちょっと1つのアプリを例に色々語りたいと思います。そのアプリは「〜Wild Kids 〜ミルクしか信じない〜」!!

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どうですかねぇ、僕個人としてはイラストも好きで、システム的にも非常に簡単なものなのでお子さんとかには楽しんでもらえる内容になってるんじゃないかな〜と思ったのですが…。

ちょっと今日はこのアプリを開発するまでに至った経緯や、その後についてなどお話したいと思います。よろしくどうぞです。

主な開発環境

こちら、開発環境としては以下を用いています。

あれ、daihaseの野郎Cocos2d-Xでアプリだしてるじゃん!?
って感じかもしれませんが、実は僕自身直接開発はしておらずディレクション的なポジションとして当時携わってました。

それとこのアプリはCocos2d-Xでせっかく作ってあるというのに、実はiOSしか出せていません。もともとAndroidの方もiOSをリリースした後に取り掛かる予定だったのですが、恐ろしいほどにiOSの方がDLされなかったため、僕もみなさんもトーンダウンし結局頓挫しました。

開発体制

もともと同じ会社で働いていたメンバーで開発

こちらのプログラムは当時お世話になっていた先輩が担当し、デザイン(イラスト)は同い年の友人に手伝ってもらいました。

開発秘話ではないですが、何故そもそもチームを組んで開発することになったか。

当時は僕も法人化したばっかで、資金も全くなく知り合いのエージェントにお仕事を持ってきてもらうだけで精一杯でした。 そんな時、何か自社としてアプリを1つ出してみようと思い、プライベートでも交流のあった昔の職場の人間に連絡を取り、一緒にやらないかということでチームが結成されました。

当時は僕も常駐で他社さんへ出向くことも多く、手伝ってくれた2名も普通に会社員だったりしたので、お仕事が終わっては恵比寿のBarみたいなとこに集まり、お酒を飲みながらワイワイとミーティング、なんてことをしていました。

やっぱり最初は初の共同作業というか、1つの目標に向かって本業以外でせっせと働いている感じが非常に楽しかったです。

「俺たちの本当の仕事はコレだ!日中のはむしろ副業だ!!」

ってな具合に。

ペースも週に1回は集まり、それ以外はチャットワークなどを使って色々アプリについて議論したり実装について相談しあったりもしていました。

だんだんと綻び始めるチーム

はい、そうなんです。
楽しかったのは最初だけ、だんだん各々の本業が忙しくなったり、また企画を詰める必要がある僕が、なかなか仕様を確定させられなかったり、徐々に一緒にやってくれていたメンバーにも苛立ちが…。

それもそのはず、もともとこのアプリを作るのに結成されたチームは無償という条件で集まったメンバーで、ぶっちゃけ稼働する時間が決まってるわけでもなく、またスケジュール的なものは一応ひいてはいましたが、当然無償なのでそこに拘束力を持たせるのは実際難しいところでした。

結果、チャットなどで連絡してもなかなかレスがなかったり、またプログラマーだけが作業が進みデザインがあがってこなかったり、ガッチリ固めた仕様ではなかったので作っていくうちに色々矛盾が発生していったり…

ほんと終盤の方では「すいません」を連発しながら何とかリリースまで持っていかなきゃという気持ちだけで何とか動いていました。

アプリリリース、その結果…

結論からいうと、こちらのアプリは現在300ダウンロードくらいで、今も1日1ダウンロードあるかないかです…。 デザインや実装をやってくれた2名の方々は大変優秀で文句ナッシングなんですが、いかんせん僕の企画力だったりマネージメントがダメダメで、リリース直前までほんと迷惑かけっぱなしでした。

このアプリをリリースしてからは、結局僕は知り合いや友人と一緒に開発していくのは基本的に無理と悟りました。 それは全て僕に原因があり、結局生活している時間軸だったりリズム、それと僕自身がプログラマーだったため、ディレクターとしての能力が圧倒的にかけている、などなどです。

よく会社員時代、プロジェクトを率いるリーダーやマネージャーは現場の下のものに嫌われてナンボ、みたいな話をよく聞かされていました。 僕はもともと性格自体も大人しいほうなので、嫌われるなんてとんでもなく、なるべく皆さんに気持ち良く開発してもらうためにひたすら何かあると謝っていました。

はっきりいって指揮というかこいつの役割は一体…というレベルでしたハイ。

まとめ

プロに仕事を無償で依頼するということ

これは、アプリ開発界隈だけでなくデザイナーさん、エンジニアさん、とかくIT界隈では結構目にするキーワードかと思います。

クリエーターなんかの世界だと往々にしてあることで、僕自身も若いころはよく「経験はお金で買えないよ!無賃だけどやる価値はあるよ!」みたいな感じで言いくるめられたことはいっぱいありました。 まあ当時の僕はプロってかただのカスでしたが。

ですが、やはりその依頼する内容がどの程度かにかかわらず、少なからずその人の時間を奪うことにはなります。 僕はどんな小さいお願いでも、必ず報酬を支払う形で依頼するようにしています。 これは自分にとっても、相手にとっても失礼になってしまうから。僕なりの最低限の礼儀です。共にプロであるという自覚を…。

友達への依頼

これもこういうモノづくりの世界にいると良く出てくるお話です。
そもそも一緒に何か開発をやったりチームを組むぐらいですから、もともと距離的にいえば友人に近いケースも珍しくありません。

では友人だったら一緒に遊んでるようなものだし、無賃で作業をお願いしたりしていいのか。これは内容や状況にもよるかもしれませんが、僕はお仕事をするという時点で絶対ないと上記のアプリ開発でも学びました。

友達は仕事以外のプライベートで一緒に遊ぶから楽しいし面白いんですよね。仕事って決して楽しいことばかりじゃなく、指示しないといけなかったりそれこそミスしたら怒ったり。逆もしかり。とにかく楽しいだけじゃいられない。そして何より恋人と同棲の例じゃないですが、それまで一緒に仕事してなかった友人と初めて仕事をするとなると、その人の見えなかった一面も色々見えてきます。

これはあくまで僕にとっては、なので全部が全部当てはまるとは思いません。
友人だからこその無料提供!なんて素晴らしいパターンもあるでしょう。友人だからこそ無賃でここまでやれた!友情最高!なんてことも(´▽)

僕は仕事とプライベート、これは完全切り離すべきと考える人間なのでこう思った次第です...。

成果報酬型の依頼

最後に...。
僕がプログラマーとしてお仕事するようになって約10年...
ダントツに多かったのがこのお話です。 なんなんでしょう、世の中ほんとビジネスの誘惑に満ち満ちています。

「あるプロジェクトをプライベートワークとして皆で集まってやっている。無賃だけど、リリースしてサービス拡大したら報酬はデカいよ」とかとか。

皆さんも一度はどっかでそういう声かけられたことないですかね!?
僕は会社に常駐して、エンジニアに呼び出されて相談したいことがあるっていうと内容は大抵コレでした。

本当この業界はモノを作りたい、でも一人では難しい、資金もない、人手が欲しい、そういう声で溢れています。

当たり前なんですけどね。そしてこれ自体は全然良いことで、だからこそ色々VCなんかが数多く存在したり、Entyといったようなサービスが成り立つのでしょう。

それで実際最初は皆無賃でやって、後に大成功、会社化して今は当時手伝ってくれたメンバー全員役員、とかそういう話も聞いたことはあります。
なので全否定はしませんが、僕は一度経験し合わないということがわかったのでやらないでしょう...。

今後どうするか

はい、今は会社も上記アプリを作っていた頃から3年経ち、一応依頼出来るデザイナー、プログラマーなどいます。 昔のように無賃で友人知人を集めて何かモノづくりをする、ということはないと思いますが、

もし、どうしてもこの人にお仕事お願いしたい、頼みたい、ってなった場合は仮にどんなに仲が良くてもその作業における市場価値・価格などしっかり下調べした上でお仕事として依頼します...。
皆さん感じてることだとは思います。
だんだんクオリティの上がっていくアプリ業界、個人が収入として稼ぐだけのものを作っていくには恐らく一人でずっとやっていくには限界があります。
中にはデザイン、プログラム、企画まで一人で全て出来るスーパーマンもいるでしょう。

でも大抵の人は誰かと協力、一緒にやっていかないと色々厳しい状況かとは思います。
僕は特にプログラミングしか出来ないのでなおのこと...。
今後どういうアプリやサービスを開発していくかはまだわかりませんが、
結果がどうであれ、僕はおじいちゃんになってもモノづくりはしていこうと思っています。

売れようと売れまいと作り続ける、そう、開発は僕にとってもはや生活の一部なのだから。

THE END (´;ω;)

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